~インプラント治療の流れ~
STEP1 カウンセリング
治療に関する希望や質問をお聞きしたうえで、インプラント治療に関して説明します。
いままでの当院での治療例、写真や模型などで、できるだけわかりやすくお話しし、インプラント治療の概略をご理解いただけるよう説明します。
STEP2 精密検査
CTサンプルレントゲン検査や歯型の模型作成、歯周病検査などの通常の検査に加え、断層撮影やCTなどによる十分な診査・診断が必要です。
高血圧症など全身疾患を有する方の場合、主治医の先生との対診により現在の状態をしっかり把握し、インプラント治療が行えるか評価します。また今まで特に大きな病気をされていない方の場合も、血液検査などでのスクリーニングを行います。
STEP3 診断・治療計画の立案
STEP3 診断・治療計画の立案
精密検査に基づき、以下についてお話しし、インプラント治療を行った場合の治療計画を立てます。
◆インプラントが出来る状態かどうか
◆骨移植や骨造成(骨を作る手術)などの付随手術が必要か
◆インプラントの本数、被せものの種類などの設計
◆事前に治すべき虫歯や歯周病について
以上をふまえて、インプラント治療の計画を行います。
STEP4 インプラントの植立
インプラント治療に関して十分納得し、同意していただいてから手術を行います。
手術には口腔外科専門医で日本顎顔面インプラント学会所属の歯科医師が参加し、安全で精度の高い治療を行います。
手術中の疼痛管理・全身管理は歯科麻酔専門医が静脈内鎮静法を行い、痛くない・怖くない手術になるようバックアップします。
インプラントを埋入するのに十分な骨が無い場合、骨を移植したり、 骨を作る手術を同時に行う場合があります(骨移植・骨造成)。
STEP5 人工歯の取り付け
インプラントが骨と十分に結合してから(通常手術から2-6か月後)、土台をつけて型をとり、被せものを装着します。
被せものには、セラミックやハイブリッドセラミック、金属など数種類あり、そのなかから選択します。
STEP6 定期検診・メンテナンス
定期検診・メンテナンス
インプラント治療後は、正しいホームケアを行うとともに、定期検診と歯科衛生士による清掃(プロフェッショナルケア)が不可欠です。
通常、治療終了直後は1か月後に、その後異常がなければ3~6か月毎に行います。他のご自身の歯も、むし歯や歯周病予防のために同時にクリーニング・メンテナンスしていきます。